猫圧を求める

絵の練習とか漫画の感想とか

作品の感想を書くにあたって

きっかけ

昔、布教がメタクソ上手い友人がいました。その友人に出会うまで私はアニメを見ることが(そんなに)なかったのですが、「来期やるこのアニメの演出が毎回すごくて…」とか、「このキャラ、過去がしんどくてスレてたけど今周りにいる人たちのお陰で段々と良い方向に向かってたんだけど、最新巻でついにとんでもないことをしてくれちゃって〜」とか、好奇心をくすぐる説明が兎に角上手い人でした。こういうキャラクターがいて、こういうパーソナリティで、こういう対人関係があって、こういう目的のためにこういう行動をして……。あれよあれよという間に私も毎期必ずアニメを見るようになっていきました。今は疎遠になってしまって長く、記憶も薄れてしまいましたが、彼女の話を聞くことが大好きでした。今思うと、(身振り手振りや声の調子などの話し方も然ることながら)話の組み立てが上手だったのだと思います。

 

抱負

「彼女みたいに語れるようになるにはどのように作品を読めば/見れば良いんだろう?」が一番気になっていたことで、同時に「私にもあんな風に俯瞰したモノの見方をしたい」という憧れもありました。そこから発展して現在本格的に創作活動をするようになって、『原作の良いところを文章化すれば自分の創作に取り入れやすくなるかもしれない』と思うようになりました。長年作品をただ消費するだけで終わっていましたが、「誰のどのようなところがこういう理由で好き」というのを言葉で表す経験を積みたいと思っています。

また、(創作活動は一旦横に置いておき)、『未来の自分が見返して楽しめる文章は今の自分にしか書けない』という考えもあって、時間をかけてでも文章を練ることにしました。私は人の漫画ゲームアニメの感想を読むことが好きで、それ目当てにTwitter掲示板を徘徊することがあります。それは誰か他の人の文章に限定されず、自分の文章にも同じことが言えてしまいます。地産地消、或いは自家発電といったところですかね。自分のものであれ他人のものであれ、未読時の新鮮な感想/再読時の深みをもった感想はコンテンツになるのです。

そういう訳で、思ったことを文章に認めようというやる気に満ち溢れています。

 

なぜブログでやるのか?

少し前に一度、とある作品の感想をTwitterを用いて言葉にしていたことがありました。Twitterを使う方はご存知だと思います、突発的な感情を叫ぶのには向いているけれど少し本腰を入れて語るとなると、140字の文字数制限ではすぐに上限がきてしまうんですよね。言いたいことを言い終わるまでに1ツイートに収まらないことが多々あり、仕方がないので自己リプライ機能を用いてキリの良いところで文章を分割して投稿していました。Twitterで長い文章を投稿するのってとにかく面倒なんですよね。

自己リプライ機能で辿れるようにしていたとはいえ、感想ツイートが他のツイートに埋もれてしまうので見返したい時にスムーズにいかないのもまた難点でした。オリジナルのハッシュタグを使おうにも毎度タグを入れて呟くのが面倒で面倒で……。

それに加えて一度呟いた内容を修正することができないのも不便です。キャラクターの名前を間違えて覚えてツイートしていたことがありそれに気づいた時は死にたくなりましたが、ツイートを削除する以外に間違えた事実を抹消する手段はありません。血の涙を流しました。

そんなこんなで不便なことだらけのTwitter利用だったため、試験的にブログを使ってみよう!と思ったのであります。軽い気持ちでのツール選択なので、ブログ形式が肌に合わなければまた他の手段での発信を考えています。

 

意気込み

私が作品の良さを言葉にすることの原点、「彼女のように語れるようになりたい!」をカテゴリーの一番初めに載せることで、迷走しがちな己を律しようとした次第。

続けられるように頑張るぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!